食品卸の国分北海道(本社・札幌市中央区)は、厚岸産のかきと灯台つぶを使った「缶つま」を5月10日から北海道限定で販売する。国分グループ本社では様々な「缶つま」をオリジナル商品として販売しているが、道内食材を使った国分北海道のオリジナル「缶つま」としては第1弾になる。北海道かき北海道灯台つぶ(写真上は、「缶つまJAPAN北海道厚岸産かき燻製油漬け」、写真下は「缶つまJAPAN北海道厚岸産灯台つぶ水煮(つぶ貝水煮)」)

 国分北海道のオリジナル商品は「缶つまJAPAN」シリーズと銘打ち、まず「北海道厚岸産かき燻製油漬け」と「北海道厚岸産灯台つぶ水煮(つぶ貝水煮)」の2種を販売する。
 厚岸のかきは、海水温が低いことによってゆっくりと育つため、豊富な栄養を取り続ける。このために身がふっくらしてコクがあり、甘みが濃厚なのが特徴。そのかきのむき身を、樽材とビートで香ばしく燻製に仕上げたのが「かき燻製油漬け」。酒やウイスキーのつまみとして最適。65gで価格は税別2200円。賞味期限は36ヵ月。

 また、厚岸の灯台つぶは身が軟らかくて甘みがあり、煮て食べてもあまり硬くならずワタ(肝)の旨みが強いなどの特徴がある。この灯台つぶを一粒ずつ手剥きによって身を取り出して水煮したのが「灯台つぶ水煮」。噛みしめるごとに口の中に磯の香りが広がる。70gで価格は税別1000円。賞味期限は36ヵ月。

 いずれも北海道限定販売で、全国の北海道フェアでも販売する。国分北海道では、今後も道内の海産物、農畜産物を使った「缶つまJAPAN」シリーズのラインナップを進めていく。


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