マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、中川郡池田町の「プラザ。いちまる池田店」を「マックスバリュ池田店」に転換する。5月10日から19日まで休業し20日にリニューアルオープンする。マックスバリュ北海道が承継した「いちまる」店舗を「マックスバリュ」店舗に切り替えるのは4店舗目になる。IMG_0645 (2)(写真は、「プラザ。いちまる池田店」)

 マックスバリュ北海道は、2015年10月に十勝地区地盤の「いちまる」14店舗を承継。十勝地区に初の自前店舗を持つようになった。十勝圏で知られた「いちまる」ブランドを継続しつつ、面積の大きい店舗から「マックスバリュ」に転換していくソフトランディング戦略を採用。16年3月の「稲田店」を皮切りに、「中札内店」、「イーストモール店」の「マックスバリュ」化を終えた。
 
 今回、「池田店」を転換することにしたのは、店舗面積が大きい地方店舗の転換モデルを作り上げるためで、同店の転換が軌道に乗れば、「清水店」(上川郡清水町)も転換していく。

 16年中に「マックスバリュ」に転換した店舗はいずれも120~150%の売上げ増を見せている。同社は、一方で小型店や老朽化した店舗を閉店させており、これまでに2店舗を閉店した。閉店によって生じた人員を十勝圏の他店舗に投入、人手不足に対応できるように工夫している。
 同社によると、「いちまる」を承継した十勝圏は17年2月期で7億円の赤字。20年2月期には黒字転換させる。


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