良品計画(本社・東京都豊島区)は22日に地方都市における大型店モデルとして「無印良品シエスタハコダテ」をオープンさせる。五稜郭公園近くの函館市本町地区で進められている再整備事業の1つである複合商業施設「シエスタハコダテ」内に出店するもので、店舗面積は北海道の無印良品で最大規模になる。IMG_3541(写真は、22日に開業するシエスタハコダテ)

 シエスタハコダテは、旧ダイエーグルメシティ五稜郭店跡の再整備事業として、函館市も参画したSPC(特別目的会社)函館本町開発が46億円を投じて建設した複合商業施設。
 地下1階、地上19階建てで地下1階から地上3階までが商業ゾーン、4階はイベントスペースやギャラリーなど市民交流を図る函館コミュニティプラザ「Gスクエア」、5階から上が大和ハウス工業の分譲マンション「プレミストタワー函館五稜郭」。

 無印良品は、1~3階に「シエスタハコダテ店」をオープンさせる。店舗面積の合計は約818坪で道内最大規模。店内には、道内初となるコミュニケーションスペース「Open MIJI」を設置、地域の活性化を目指したワークショップやイベントを定期開催する。また、店内の約60坪を使い60席の「Cafe&Meal MUJI」も出店し地元の食材を使った新メニューを地元住民とともに開発する。新店舗開店に伴い、2003年から函館駅前で展開していた「棒二森屋店」は3月12日に閉店した。

 地下1階はフードマーケットとイートインの総合フロアで、4階は市民の交流を促し中心市街地の賑わいを発信する場。函館出身GLAYのシンボルアートも登場する。なお、マンション73戸は完売している。



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