マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は11日、小樽市手宮1丁目2―1の「マックスバリュ手宮店」をリニューアルオープンさせた。店内設備や什器を一新、店舗レイアウトも見直した。リニューアルによって10%以上の売上げアップを期待している。IMG_2626(写真は、リニューアルオープンしたマックスバリュ手宮店)
IMG_2634 (2)(写真は、焼き肉用など種類を豊富に揃えた畜産コーナー)

 この店舗は、1995年8月の開店。マックスバリュ北海道の前身である札幌フードセンターがジャスコ(現イオン)と共同出資して設立した北海道ジャスコの第1号店舗。当時、先端的な商業施設とされたネイバーフッド型ショッピングセンター(略称NSC=近隣の小商圏を対象にしたショッピングセンター)で、ホーマック店舗とのコンビネーション出店だった(その後、ホーマックは近くに大型店を出店、当時の店舗にはツルハと北雄ラッキー衣料館が営業)。

 これまでにも小幅リニューアルを実施してきたが、今回は大規模なリニューアルと位置付け、ハード面とともにこれまで各店舗で積み上げた商品の品揃えと陳列法など最新バージョンを取り入れた。

 農産ではオーガニック(有機)野菜コーナーを新設、カット野菜など調理の手間を省いた商品の品揃えを増やした。水産では、小樽近郊で水揚げされた鮮魚や小樽市で加工された干物、珍味を豊富に揃えた。畜産も焼き肉用商材を増やしたほか、惣菜はこだわりの生ネタを使用した握り寿司を新たに品揃えした。
IMG_2636 (2)(写真は、機能性ヨーグルトなど健康に配慮した商品を拡充した日配品コーナー)
IMG_2642 (2)(写真は、選ぶ楽しさもある惣菜コーナー)

 店舗面積は、約755坪で変化はなく24時間営業も継続する。店舗売上高は、同社の店舗の中で上位5位に入る収益店舗で、ウイングベイ小樽のイオン小樽店を除けば食品スーパーとして地域1番店の規模と売上げがある。


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