北海道で大型ホームセンターを展開するジョイフルエーケー(本社・札幌市東区)は8日、同社4番目の大型店となる「大麻店」(江別市大麻198番地3ほか)をオープンさせた。午前8時30分のオープン時には、1000台収容の駐車場は満杯になり沿道には来場を待つ車が長蛇の列を作った。※映像はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください

IMG_2512 (2)(写真は、グランドオープンを前に行われた関係者によるテープカット)
IMG_2544(大勢の買い物客が詰めかけた=写真)

 オープニングセレモニーは、同8時15分から生活館前で始まり、ジョイフルエーケーの木村勇介社長が「この地への出店構想からオープンまで10年かかったが、3月3日からの江別市民を対象にしたプレオープンでは予想以上のお客様に来ていただいた。この店を『生活創造母艦』と銘打ってスタートを切る。皆様の意見をどんどん取り入れてお役に立つ店にしたい」と挨拶した。

 続いて三好昇江別市長が来賓として祝辞を述べ「文化の香りのする店舗を出してもらい300人の雇用も生まれた。この地域はまだまだ開発余地が残っており、今回のオープンをチャンスに次の展開をしていかなければならないと思っている」と結んだ。

 その後、ジョイフルエーケーの木村勇市会長や地元選出道議、江別市議会関係者、店舗の設計監理を担当したストアプロジェクトの間宮明雄社長、建設を担った宮坂建設工業の宮坂寿文社長、和田義明衆議夫人のほかジョイフルエーケーに24・5%出資しているアークランドサカモト(本社・新潟県三条市)の坂本勝司会長も参加してテープカットが行われた。

「大麻店」は、江別市と札幌市の境界近くに位置し、約2万5000坪の農地を転用して建てられた。用地は物流機能を持たせた開発が求められると道などが方向づけていたため、店舗には約2070坪の配送センターも設置されている。

 商業棟は、生活館(売場面積2507坪)、資材館(同2747坪)、ペットセンター(同609坪)の3棟からなる。生活館には、北海道初出店となる画材、額縁などアート&クラフトの専門店「ARC OASIS」も入った。初年度売上げ目標は47億円と弾く。
 江別市の大麻地区にはこれまで大型の商業施設がなかったため、今回の出店を機に人の流れが変わり地域の活性化に繋がりそうだ。
IMG_2580 (2)(生活創造母艦のネーミングどおりの巨艦=写真)


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