ホームセンターのLIXIL(リクシル)ビバ(本社・埼玉県さいたま市浦和区)が出店を予定している仮称「スーパービバホーム札幌白石店」(札幌市白石区本通20丁目南5ほか)の住民説明会が、27日午後6時半から札幌市白石区の白石東まちづくりセンター(本通18丁目南)で行われた。近隣住民ら7人が参加して説明を聞いた。イメージ (4)(写真はスーパービバホーム札幌白石店の周辺見取図)

 店舗を設置するのは、芙蓉総合リース(本社・東京都千代田区)でLIXILビバは店舗を借りて運営する。面積約5843坪の敷地に2階建てA棟と平屋のB棟を建設、A棟2階は駐車場として利用する。店舗面積は、A棟が約1787坪、B棟は約747坪で合計約2535坪。オープン予定日は2017年10月2日。

 駐車場の収容台数は地上が233台、屋上が178台の合計411台。駐輪場は、札幌市の条例で決められた台数よりも多い188台収容できる。営業時間は、B棟の資材館が午前6時半から、A棟は午前9時からで閉店はいずれも午後9時半を予定している。設計施工は淺沼組。

 説明会でLIXILビバの店舗開発本部管財部出店企画兼管財担当部長の我妻(あづま)亮一氏は、「道内では7店舗を展開しており、札幌白石店は8店舗目になる。新しい店舗にご理解、ご愛顧をお願いしたい」と挨拶した。

 交通量調査を担当したコムリサーチ(札幌市手稲区)は昨年春に実施した調査結果を報告。ピーク時を休日・祝日の午後3時ころと想定、南郷通と国道12号線の交差点の交通量は35%程度で渋滞は発生しておらず、店舗が新設されても交通量が1~2%増加する程度で交通渋滞は発生しないとした。

 騒音調査は、北炭ゼネラルサービス(苫小牧市)が担当、店舗立地場所の用途地域は準工業地域で環境基準は昼(午前6時~午後10時)が60㏈、夜(午後10時~午前6時)が50㏈だが、いずれの場所でも昼48~49㏈、夜は17~33㏈の範囲内で「十分環境基準を下回っている」と報告した。

 出席者との質疑応答では、店舗南側の市道吉田山2号線の除雪について発言があった。LIXILビバは「行政と相談して相互通行できるようにしたい」と答えていた。説明会は35分間で終了した。


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