札幌市西区のホームセンター、トントン館跡に建てられたコープさっぽろ(本部・札幌市西区)「二十四軒店」(二十四軒3条1丁目2―30)が9日、オープンした。老朽化した旧二十四軒店を移転建て替えしたもので店舗面積は約600坪、旧店舗の4倍の広さがある。年商20数億円を計画している。IMG_0635(写真は、オープンしたコープさっぽろ二十四軒店)
IMG_0645(水産コーナーは対面販売で活気を演出=写真)

 敷地面積はヒシサン(本社・根室市)の所有地とコープさっぽろの宅配事業本部旧農産センターなどを合わせ約5800坪。ここに建築面積約908坪の建物を酒類卸の北海道酒類販売(本社・札幌市北区)が建設してコープさっぽろに賃貸する出店方式。駐車場の収容台数は350台だが、未利用の土地も含めれば400台を超え、単独店舗の駐車場としては最大規模。

 中央卸売市場に近いため、農産品や水産品は直送して販売する。農産品コーナーには、市場で運搬用に使われるターレットトラックを展示、荷台に青果を積んで販売する趣向も取り入れている。また、水産コーナーは「二十四軒市場」と看板を掲げて20尺の対面販売を取り入れた。
 惣菜コーナーは、コープさっぽろが他店で積み上げてきた見せ方、作り方、売り方を集大成したモデルコーナーと位置付ける。日用品や医薬品が充実したコープドラッグも展開している。

 大隅直浩店長(44)は、「売場には柱がなく広々としています。市場に近い立地を生かして新鮮な農水産物を揃え、『にしの店』(札幌市西区西野3条3丁目)に並ぶ売上げを確保したい」と話していた。
IMG_0664(農産コーナーではターレットトラックが市場の雰囲気を醸し出す=写真)
IMG_0661(惣菜・デリカコーナーはコープさっぽろ最新モデル=写真)
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