マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、帯広市の「セイリョーいちまる」(西18条南2丁目5番地17ほか)を来年7月をメドに増床、「マックスバリュセイリョー店」としてリニューアルする。既存店舗の営業を続けながら増床工事を行い、店舗面積を1・5倍拡大、約1500㎡にする。IMG_0038(写真は、マックスバリュイーストモール店。十勝圏で「いちまる」から「マックスバリュ」への転換が進む)

 マックスバリュ北海道は、昨年10月にいちまる(本社・帯広市)が十勝圏で展開する14店舗を承継した。承継後は、システムの変更や惣菜関係のインストア製造など運営の仕組みを大きく変えたことによって売上げが減速。一時は前年比80%台まで落ち込んだ。その後、マックスバリュ北海道の品揃えと販促を取り入れ、今年に入ってからはいちまる店舗をリニューアル。3月に「プラザ。いちまる」を「マックスバリュ稲田店」(帯広市西5条南35丁目)、5月に「中札内パルティーいちまる」を「マックスバリュ中札内店」(河西郡中札内村大通南6丁目)、7月に「イーストモールいちまる」を「マックスバリュイーストモール店」(帯広市東4条南16丁目)にそれぞれ店舗名も変更した。
 今年10月にはいちまる14店舗の売上げが前年より17%程度アップ、ようやく承継時点の水準に回復してきた。

 同社は、店舗面積1500㎡級を標準フォーマット(仕様)にした売場展開と品揃えを採用しており、今回「セイリョーいちまる」を増床して標準タイプの「マックスバリュ」店舗にリニューアル、来年7月にオープンさせる。なお、来年7月までに、いちまる店舗の数店舗で店舗面積を変更せずに「マックスバリュ」転換を予定している。


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