生活協同組合コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、高齢者見守りを兼ねる配食事業の専用車両を小樽地区に7台導入、7日、コープさっぽろ宅配事業本部小樽センター(小樽市港町1番2号)で出発式を行った。配食専用車両を今年度から導入しており札幌5拠点、岩見沢1拠点に次ぐ小樽地区への導入で専用車両は合計73台になった。12月初旬には釧路地区にも配食専用車両7台を配備する。IMG_9790(写真は、小樽地区で導入した配食専用車両の出発式。コープさっぽろ宅配事業本部小樽センターで)

 コープさっぽろは、配食事業を社会給食事業と位置づけ、高齢者の食事面の支援と同時に見守り、安否確認の活動を2010年10月から実施している。週3回以上決まった曜日と時間に自宅玄関先まで食事を届けて手渡しするため、普通救命講習や認知症サポーター養成講座を受けている配達担当者はその時の様子で異変を察知、認知症の早期発見などにも対応できる。

 小樽地区の配食サービスは、小樽市と余市町を配達エリアにしており現在は1週間に1000食を届けている。これまでは配達担当者による車の持ち込みで対応していたが、収納性や保温性の良い専用ラックを積み込める専用車両を導入することで積み込みのハンドリング時間が短縮できるため、配達時のきめ細かい応対が可能になる。
 配食専用車両は、エゾリスをキャラクターにしたオレンジカラー。認知症サポーターの目印であるオレンジリングと同じ色で車体をカラーリングしており、目につきやすい。

 出発式に出席した宅配事業部社会給食部の藤岡義幸部長は、「専用車両の導入で見守り活動を強化するとともに配食サービスをこの地区で1・3倍程度まで拡大し、倶知安地区にも拠点を設けたい」と話した。
 
 配食サービスは、全道に6つある専用工場から29市25町で実施しており、道内自治体のカバー率は30%。八雲町や知内町、中標津町、別海町などでも近く実施する予定でカバー率は35%になる。配食専用工場は北見地区にも建設する計画。

 現在使っている配食サービス車両は180台でそのうち専用車両は今回の小樽地区の導入で73台になった。12月の釧路地区に続き、来年度は100台を新規導入して配食サービスをすべてオレンジカラーの専用車両に置き換える。


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