10月14日に札幌・清田に新スポットが出現する。関東以北最大級の売場面積を誇るユニクロとGUの旗艦店舗。店舗が立地する札幌・清田区の羊ヶ丘通沿いには、食品スーパーやホームセンター、家電量販店、タイヤ専門店などの商業施設が軒を連ねる。ユニクロ・GUの誕生で羊ヶ丘通はさらに活気が出そう。DSC_7797(写真は、羊ヶ丘通の新たな賑わいスポットになるユニクロ・GUの一体型店舗=2016年10月9日午後撮影)

 清田区を走る羊ヶ丘通沿いは、市街化調整区域のため基本的には商業施設などの建設は不可。札幌中心部から北広島方向に走ると清田から真栄までの片側3車線の約2㎞強の区間が田舎然としていたことを覚えている市民も多いだろう。冬には雪捨て場として利用されていた。
 
 ここに、商業施設が建ち並び始めたのは3年前。市が2011年に地区計画を決定、商業施設の建設が可能になったからだ。13年11月にドラッグストアのツルハと食品スーパーのダイイチ、家電量販店の100満ボルト、同年12月にはホームセンターのスーパービバホームがオープン。14年9月ディーラーのクライスラー・ジープ、15年9月タイヤ・ホイール専門店のフジと続いた。

 そして今回、10月14日にオープンするのが、ユニクロ札幌清田店とGU札幌清田店の一体型店舗。建物はオリックス(本社・東京都港区)が建設して、土地は古くからの地主の所有地で約4530坪を使う。一体型店舗の面積は約908坪で関東以北は最大級という。駐車場の収容台数は250台で、同じ敷地内には回転寿司のスシローが先行してオープンしている。

 ユニクロの店舗は、8月末まで営業していたイオンモール札幌清田店の移転新築という位置づけ。地域密着型のファストファッション店としてオープン4日間は先着100人に清田で人気のスイーツ、「ドルチェヴィータ」のバウムクーヘンと清田に工場がある北海道コカ・コーラボトリングの「清田の水いろはす」の2点セットをプレゼントするほか税抜き5000円以上で国道36号線沿いにある「コク道カレー」の食事券が当たるプレゼントもある。
 ユニクロは札幌市内12店舗目、GUは市内5店舗目になる。
 
 これらの店舗はいずれも札幌中心部から北広島方向に向かう動線にある。逆方向の動線には北海道スバルがショールームや整備工場の建設を進めている。この界隈の羊ヶ丘通は大きく変貌しそうだ。
DSC_7796(2店のポールサインも掲げられオープンを待つばかり=写真)


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