名寄市や稚内市など日本の最北地域で大規模スーパーを展開する西條(本社・名寄市)は、9月21日に小型食品スーパー「Qマート猿払店」(宗谷郡猿払村鬼士別西町51)をオープンさせた。JAひがし宗谷(本所・枝幸郡浜頓別町)が6月25日に閉店した「Aコープさるふつ店」跡に居抜き出店したもので、西條の「Qマート」5店舗目になる。IMG_7868(写真は、営業当時のAコープさるふつ店)

 西條は、日本最北の地域でGMS(大規模スーパー)を営業しており、人口減少、少子高齢化の中でも地に足の着いた店として地域住民に親しまれている。ホームセンターと食品スーパーを一体化したスーパーセンター(SUC)の業態は「ベストム」の屋号で上川郡東神楽町と空知郡中富良野町に展開している。
  
 小型食品スーパーの「Qマート」は、2006年に上川郡下川町に1号店を出店。売場面積は100坪程度で加工食品や日配品、惣菜、青果のほか日用品、家庭用品など日常の買い物需要に応えた商品を揃えている。

 その後、「風連店」(名寄市風連町本町)、「名寄駅前店」(名寄市)を出店したが、その後は出店が途絶えていた。今年に入って7月末にJA北はるか(本所・美深町)が営業していたAコープ中川町の店舗跡に「中川店」出店した。
 今回は、5店舗目で同じく地元JAのAコープ跡。猿払村は人口2766人、ホタテで有名な村。また、酪農業や林業も盛ん。


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