全日本食品(本社・東京都足立区)は、札幌市内に同社直営の小型食品スーパー、「シティマーケット東札幌店」(白石区東札幌5条4丁目)を8月下旬にオープンさせる。半径300m圏内を商圏にした毎日歩いて行ける食品スーパーをコンセプトにした小商圏対応モデル。6月の「シティマーケット拓北店」(北区)に次ぐ2店舗目となる。IMG_6843(写真は、全日食シティマーケット東札幌店の予定店舗)

 全日本食品は、加盟店の経営独立性が保たれるボランタリーチェーンの本部機能を持つ会社。加工食品や惣菜、日配品などを加盟店に供給するとともに経営指導なども行う。全国1800店が加盟、北海道では約130店が加盟している。
 また、道内ボランタリーチェーンだったHGCの承継を機に旧松下の「スーパーエース」の直営展開に乗り出すなど、現在道内での直営店は9店舗。
 
「シティマーケット」は、広さ150坪程度の小型食品スーパーのフォーマットで、今年6月に札幌市北区拓北で居抜き物件に出店した「拓北店」が1号店。全日食加工センター(恵庭市)から加工食品や生鮮食品などを搬入、リアル店舗でのインストア作業を少なくして人手が少なくてもオペレーション可能な運営を目指している。
 
「東札幌店」はその2号店で、独立系の「東札幌生鮮工房」、「フードショップたから屋」が出店していた居抜き物件を使う。
 周辺には、大型店として地下鉄東札幌駅直結のイオン東札幌店、小型店としては地下鉄白石駅近くに札幌フードセンター白石店がある。また、隣接してセブン―イレブン東札幌5条4丁目店がある。



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