北海道のイオングループは12日、電子マネーの「創造都市さっぽろWAONカード」の利用金額の一部、約450万円を札幌市に寄付した。昨年に続く2回目で寄付金は市の文化芸術基金に贈呈され、16日から始まる札幌の音楽イベント「PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)」などに活用される。IMG_6267(写真は、贈呈式。左から3人目が出戸社長、4人目が秋元市長、5人目が星野社長)

 この日、市役所の市長会議室でイオン北海道(本社・札幌市白石区)の星野三郎社長、マックスバリュ北海道(同・同市中央区)の出戸信成社長が秋元克広市長に目録を手渡し、市長からは感謝状が贈られた。
 
「創造都市WAONカード」は、2014年1月に市とイオンが「まちづくりパートナー協定」を締結したことを受けて同年3月から北海道のイオングループで発行している電子マネー。お客の利用金額の0・1%が市に寄付されて文化芸術の振興に役立てられる。
 
 今回は、昨年3月から今年2月末までの利用金額の一部452万7035円(イオン北海道284万8340円、マックスバリュ北海道150万3087円、昨年9月にイオン北海道に承継されるまでの6ヵ月間のダイエー分17万5608円)。昨年の267万円から大幅に増えた。なお、同カードの発行枚数は16年5月末で5万9778枚、昨年5月末の約4万枚から増えている。
 
 秋元市長は、「昨年に引き続いての寄付で感謝している。市の文化芸術の振興に使わせてもらいます」と述べ、星野社長は、「これだけの金額が集まったのは市民が芸術文化の振興を理解している証。イオングループは今後も地域貢献に取り組んでいく」と話した。


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