マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は29日、「マックスバリュ北広島店」(北広島市美沢4丁目1―2)をリニューアルオープンさせた。2006年7月に開店して以降、10年ぶりの大型改装。これまでの買い物動向に対応して購入頻度の多い商品の価格設定を見直すなど地域に応じたMD(販売政策)を徹底している。IMG_4198IMG_4195(野菜類を求めやすい価格で販売している=写真上。惣菜売場ではホットグリルのコーナーも導入=写真下)

 リニューアルでは、惣菜売場の棚の段数を増やして揚げ物、焼き物のおかずを増やしたほか、稲田店(帯広市)のリニューアルで取り入れたホットグリルコーナーも設置した。インストアベーカリーでは、食パン、ロールパン、調理パン、菓子パンなど約70種類を均一価格で販売する取り組みも始めた。
 
 冷凍食品売場には新たに尺の長いリーチイン冷凍機を配置、冷凍野菜や冷凍パスタなどの品揃えを増やしている。
 農産売場では、購入頻度の多い野菜類を低価格で販売する商品の品目数を増やすなど、同社の格安スーパー『ザ・ビッグ』に近いテイストの売場になっている。
 レジは新たに精算のみを買い物客が行うセミ・セルフレジを6台導入、レジ業務の効率化も進める。
 
 店舗面積は2296㎡で駐車台数はツルハドラッグ北広島店、しまむら北広島店などと共用で350台。リニューアルを機に10%以上の売上げ増を狙う。
 同社は、既存店の積極的なリニューアルを継続。4月だけでも「マルヤマクラス店」(札幌市中央区)、「新花園店」(苫小牧市)に続き3店舗で実施した。


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