ローソン(本社・東京都品川区)は4日から北海道内のローソン631店舗(2015年12月末現在)で空知・石狩・後志各地域の食材を使った「北海道ジンギスカン焼そば」など6商品を販売する。「北海道味紀行」と題した取り組みの第4弾で期間は17日までの2週間。IMG_1810IMG_1819(写真は、2日石狩振興局で行われた発表試食会での記念撮影。下の写真は初めて即席麺になったらーめん信玄コク味噌)

 ローソンと北海道は、2008年2月に包括連携協定を締結、協働で食の振興や環境に関する取り組みを行ってきた。その一環として北海道の各地域の食材を使った商品を期間限定でローソン店舗で販売する「北海道味紀行」を14年度から開催している。
 
 今回は第4弾として、空知、石狩、後志の各地域の食材を使った商品を販売する。海老の旨みと香辛料がきいたスープに道産キャベツとじゃがいもなどをトッピングした「札幌スープカレー」(税込498円)、北海道ジンギスカン焼そばの会が監修した道産小麦の麺に老舗調理料メーカー「ソラチ」のタレを絡ませた「北海道ジンギスカン焼そば」(同480円)、芦別市のご当地グルメ「ガタタン」に12種類の具材を合わせた「ガタタン風春雨スープ」(同360円)、石狩市発祥の人気ラーメン店「らーめん信玄」を即席麺にした「らーめん信玄コク味噌」(同298円)のほか、新十津川産赤肉メロン果汁を使用した「メロンケーキデニッシュ」(同130円)、ニセコ髙橋牧場の牛乳を使用した「髙橋牧場ニセコのむヨーグルト」(同194円)の6商品。
 これら商品に添付しているQRコードを読み取ると、地域のイベントや観光情報などが掲載された携帯サイトに入ることができる。
 
 開催に先立って2日、道の石狩振興局で行われた試食発表会には、北海道ジンギスカン焼そばの会(福田浩司会長)のメンバーやご当地キャラクターの「臼子ねぇさん」(浦臼町)、「さけ太郎・さけ子」(石狩市)、「チロべし」(後志振興局)なども参加した。
 ローソン運営本部札幌東支店の奥井健史支店長は、「さっぽろ雪まつりや小樽雪あかりの路の期間中でもあり、道外の人の眼に触れる機会もあるので3地域に少しでも興味を持って足を運んで欲しい」と挨拶、石狩振興局の椿谷信雄副局長は、「ご当地ならではの商品もあるので全道の皆さんに堪能してもらい、地域の魅力や元気が発信されればと期待している」と述べた。
 なお、ローソンでは3月には第5弾として「北海道新幹線開業編」を予定している。


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