食品スーパーのダイイチ(本社・帯広市)は4日、12月度の売上高前年比を公表した。それによると、新店を含めた全店ベースは昨年12月と比べ106・1%と好調に売上げを伸ばした。IMG_0644(写真は、ダイイチ札内店)

 既存店ベースでも同102・1%で前年12月を超え堅調に伸ばしている。
 全店ベースの部門別売上高前年比は次の通り。
■青果 106・4%
■水産 104・8%
■畜産 107・4%
■惣菜 106・8%
■デイリー 105・1%
■一般食品 106・5%
■日用雑貨 102・8%
■その他 105・9%
 
 全店ベースの客数は前年同月比104・4%、客単価は同101・7%だった。
 帯広など十勝圏では、マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)が承継した「いちまる」店舗が不振で、旭川では道北アークス(同・旭川市)が勢いを欠いている。それらの受け皿になっていると思われるダイイチだが、12月は客数こそ伸びたものの客単価は低空飛行。価格は軟調気味で推移しているようだ。



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