経済産業省北海道経済産業局がまとめた8月の道内百貨店・スーパー販売動向によると、全店ベースで前年同月比3・0%増と5ヵ月連続で前年を上回った。コンビニエンスストアの販売も同3・2%増、家電量販店やドラッグストア、ホームセンターもそれぞれ同6・9%増、同10・4%増、0・6%増になった。IMG_7241(写真は、イオン苫小牧ショッピングセンター)

 百貨店はオール既存店だが、前年同月比0・2%増の157億9700万円となり2ヵ月連続で前年を超えた。衣料品は52億2600万円で同0・2%減、身の回り品は16億1200万円で昨年同月と同額、飲食料品は52億3900万円で同3・2%減。その他部門が37億2000万円で同6・2%増となり主力3品目の落ち込みをカバーしたイレギュラーな前年超え。
 スーパーは新店含めた全店ベースが同3・8%増の633億8000万円、5ヵ月連続前年超え。既存店ベースでも同2・3%増で、こちらも5ヵ月連続の前年超えになった。
 
 地域別に見ると、札幌市内の百貨店・スーパー販売額は、402億5500万円(百貨店119億6000万円、スーパー282億9400万円)、全店ベースで同3・0%増になった。札幌市以外の地域は、百貨店・スーパーの合計販売額は389億2200万円(百貨店38億3700万円、スーパー350億8500万円)で同3・0%増だった。ちなみに百貨店は同2・5%減だがスーパーの好調が全体を押し上げたている。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/depart_super/index2708.htm
 
 道内コンビニの8月販売額は503億7200万円で同3・2%増になり依然として好調を持続。店舗数は前年同月より26店舗増えて2873店舗。既存店の販売額は7月から削除されたため既存店ベースの前年比は不明。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/convini/index2708.htm
 
 家電量販店は、120億6700万円で同6・9%増、ドラッグストアは202億9800万円で同10・4%増、ホームセンターは112億3500万円で同0・6%増だった。総店舗数は家電量販店が前年同月比8店舗増の89店舗、ドラッグストアは同30店舗増の606店舗、ホームセンターは同12店舗増の185店舗。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/ryouhan/index2708.htm


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