マックスバリュ北海道は19日、建設中だった苫小牧市の「沼ノ端店」(北栄町3丁目1―8)が来週オープンすることに伴い、店舗敷地内で地域住民ら約80人と同社社員が植樹を行った。曇天で時おり小雨が降る中、約1時間かけてマユミやアジサイなど8種、約700本の苗木を植えた。IMG_6769(沼ノ端店で行われた植樹には地域住民約80人が参加した=写真)

 マックスバリュ北海道の前身である北海道ジャスコが1991年に道内に進出して以降、新規店舗がオープンする前に、「イオンふるさとの森づくり」と称して地域のお客と店舗従業員が一緒に植樹する取り組みを行っており2000年に札幌フードセンターと道ジャスコが合併、マックスバリュ北海道が誕生してからも継続して行われている。この植樹は、イオングループの店舗が地域に根差し緑溢れる憩いの場となるように願って行われるもの。
 
「沼ノ端店」の植樹に出席した出戸信成社長は、「苫小牧市でこうした植樹をするのは2010年の新花園店以来5年ぶり。5年、10年経つと子供さんの背丈まで成長するので店舗ともども見守って欲しい」と挨拶した。また、同店の早坂智宏店長(38)は、「植樹を通じて地域に根差した店舗にしたい。参加された皆さまが自慢できるような店づくりをする」と決意していた。
 
 植樹したのは、マユミ、アジサイ、ガマズミ、クロミノウグイスカグラ(ハスカップ)、タニウツギ、ノリウツギ、ヤマブキ、ユキヤナギの8種。
 同店は、マックスバリュ北海道の75店舗目の店舗でホームセンターのDCMホーマック(本社・札幌市厚別区)とのショッピングセンターを形成しており、同店が来週後半に先行オープン、ホーマック店舗は7月下旬にオープンする。マックスバリュ北海道の苫小牧市内の店舗数は、王子病院内店舗を含めると6店舗になる。
IMG_6774(小雨が時折降る中、植樹が行われた=写真)


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