アークス(本社・札幌市中央区)は22日、連結子会社であるジョイス(同・岩手県盛岡市)とベルプラス(同・同)の2社、並びに道東ラルズ(同・北見市)と篠原商店(同・網走市)の2社の2016年3月を目処とした統合を前提に、それぞれ統合準備委員会を設置することを決めた。IMG_8073(写真は、道東ラルズ本部)

 これらの統合は、アークスのグループ運営の基本である「八ヶ岳連峰経営」と地域のライフラインとしての役割を強化するため、それぞれの子会社が展開する地域における経営資源の有効活用と効率化を図ることを目的にしている。
 
 ジョイスは、12年9月にアークスと経営統合し岩手県、宮城県、青森県、秋田県に36店舗を展開、資本金10億5200万円、従業員474人(15年2月28日現在)。ベルプラスは14年9月に経営統合、岩手県と宮城県で25店舗を展開、資本金3億円、従業員544人(同)。
 
 道東ラルズは、1995年にラルズが北見市の地場スーパー、イチワに資本参加して子会社化したことでグループ企業になった。北見市、斜里町、美幌町に11店舗を展開、資本金4億5000万円、従業員は189人(同)。
 篠原商店は11年11月にアークスと経営統合して子会社になった。資本金1000万円、網走市内3店舗を展開し従業員は37人(同)。
 
 統合の形式や比率、新社名などについて統合準備委員会で協議、決定すると見られる。
 アークスでは連結子会社同士の統合として12年7月に道北で展開するふじと道北ラルズが合併、道北アークスが誕生している。


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