ツルハホールディングス(本社・札幌市東区)とサッポロドラッグストアー(同・同市北区)の2月度(1月16日~2月15日)月次営業速報によると、両社とも新店を含む全店売上高は好調だったが、既存店売上高はツルハHDが0・9%の微増、サツドラは0・1%の微減だった。IMG_3025
 
 ツルハHDの2月度売上高は、全店ベースで対前年同月比19・9%の大幅増だったが、既存店ベースでは0・9%増で既存店は盛り上がりに欠いた。客数は、全店が17・4%増、既存店は0・0%で前年同月と同じだった。客単価は、全店が2・1%増、既存店は0・9%増。既存店売上高がわずかでも前年を上回ったのは、商品単価の引き上げによる客単価上昇に助けられた形だ。
 なお、ツルハHDの店舗数は2月度の期間中に新規出店5店舗、閉店1店舗でトータルは1352店舗。
 
 サッポロドラッグストアーは、全店ベースで前年同月比8・1%増となったが、既存店ベースでは0・1%の微減になった。2月度の新規出店はなかったが、「ラッキー北野店」(清田区)を1月27日に閉店、総店舗数は153店舗(ドラッグストア143店舗、調剤薬局10店舗)。


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