IMG_0467 札幌の地下鉄駅ナカでコンビニエンスストアの陣取り合戦が活発化している。戦っているのは「セブンーイレブン」と「ローソン」の全国2強。とりわけ南北線と東西線、東豊線が交わる大通駅はその主戦場となっている。先行しているセブンを追ってローソンが9月末にオープン、駅ナカ大通バトルの火ぶたが切られた。(写真は、9月末にオープンした地下鉄駅ナカのローソン東西線大通駅店)
 
 地下鉄の駅ナカでは、かつてキヨスクがほぼ独占状態だったが消費の変化や品揃えなどの面で競争力が低下、撤退する店舗が増えている。駅ナカを所有する札幌市交通局は5年前からこうしたキヨスク跡とともに余剰スペースを有効活用するため事業提案による公募入札を始めている。
 
 コンビニとして最初に駅ナカに出店したのはセブンーイレブンだった。JR北海道の子会社、北海道キヨスクがセブンーイレブンとフランチャイズ契約を交わし、大通駅の定期券売場東隣に「セブンーイレブン北海道ST大通東店」をオープン、2年前の4月には地下1階コンコースにキヨスクから転換したセブン店舗「同北海道ST大通店」、同年7月には大通駅の改札内余剰スペースに「同北海道ST大通B2店」を出店した。
 
 それから2年、9月末にはローソンが大通駅地下2階改札内の余剰スペースに「ローソン地下鉄東西線大通駅店」を出店した。東豊線大通駅から東西線・南北線の大通駅まで向かう途中にあるこの店舗はもともと噴水があったスペース。その後噴水は撤去され倉庫代わりに利用されていた。今年3月の公募提案でローソンが落札したもので使用面積は53㎡。
 
 駅ナカは行政財産のため契約は1年更新だが、緊急の行政的使用が発生しない限り一般的な賃借契約期間である10年程度は継続されるという。ちなみに賃料はローソンの場合、初年度は固定だが、次年度以降は売上げに応じた賃料に変更される。
先行するセブンの駅ナカ店舗の中には、日販100万円を超える店舗もあるとも言われており、コンビニ2強の面子を掛けた戦いは一層激しくなりそうだ。
 
 なお、大通駅以外の地下鉄駅ナカにセブンは東西線真駒内駅に2店舗、ローソンは東西線二十四軒駅、南北線北34条駅、中島公園駅に各1店舗ずつ出店している。(写真は、キヨスク跡9㎡を利用したローソン地下鉄中島公園駅店)
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