IMG_8895IMG_8898 低価格食品スーパー「業務スーパー」の最大フランチャイジーであるG―7スーパーマート(本社・神戸市須磨区)は7日、千歳市北信濃783番地に「業務スーパー千歳店」をオープンさせた。オープンに顔を見せた中藤務社長は、「消費者の低価格で安全・安心、美味しい商品を求めるニーズに対応し、年商7億円を目指したい」と話した。(写真は業務スーパー千歳店=2014年8月7日午前撮影)
 
 店舗は旧国道36号線沿いで、旭友ストアー千歳店跡への居抜き出店。土地建物の所有者は北都交通系の財団法人。G―7スーパーマートは20年の定期借地権で賃借した。
 
 店舗面積は約300坪で、大規模小売店舗立地法の届出が必要ない面積にとどめた。店内にはワッツ(本社・大阪市)の100円ショップ「ミーツ」も入っている。
 
 業務スーパーのフランチャイザーである神戸物産(本社・兵庫県稲美町)の冷凍食品・加工食品系PB(プライベートブランド)を2500SKU(在庫保管単位)揃えているほか、NB(ナショナルブランド)も揃えた。青果は札幌のテナント、精肉はテラバヤシ(本社・横浜市)がテナントとして入っている。レジは4台。
 営業時間は午前9時から午後10時で定休日なし。従業員は店長以下25人だが、「本社の給与体系を道内でも適用しているため採用面での苦労はなかった」(中藤社長)としている。
 千歳店では、神戸物産のPBで年商4億円の売上げを見込み、青果、精肉などを合わせ年商7億円が目標。
 
 店舗の建屋は2階建てでG―7スーパーマートは2階に北海道運営部を設置して道内展開の拠点にする。同社にとってはFC4店舗目だが、道内ではケヒコ(本社・横浜市)とサンワドー(本社・青森市)が同じく業務スーパーFCとしてそれぞれ1店舗と5店舗を展開している。
 
 中藤社長は、「千歳では7月末にオープンしたトライアル店舗との競合になるが、確実にリピート需要を掴みたい」と語る。また、今後の出店について「今年度内にさらに1店舗は出店したい」とした。


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