コープさっぽろ(本部・札幌市)の常務理事を6月5日の総代会で退任した福田信氏(66)が、魚長(同・函館市)との共同出資会社、ドリームファクトリー(同・同)の社長に6月末に就任する。任期は2年。佐々木嗣礼社長は退任する。

 ドリームファクトリーは、2005年3月に設立された惣菜などのアウトパック製造会社。魚長の子会社だったが、09年にコープさっぽろと業務資本提携したのを機にコープフーズ(同・石狩市)が資本参加、現在は魚長30%、コープフーズ70%の資本構成になっている(資本金1千万円)。
 
 福田氏は、釧路市出身で東北大学卒。旧拓銀では資金証券部長を務め、破綻後にRCC(整理回収機構)に移り札幌支店長を務めた後、08年6月にコープさっぽろ入りした。管理本部長から10年6月に常務理事に就いていた。
 
 ドリームファクトリーは、魚長店舗やコープさっぽろの店舗向けに弁当・惣菜類のほか畜産のパッケージ化などアウトパックの専用工場で、売上高は約13億円。設立以来、赤字が続いており13年3月期も約5千万円の純損失だった。
 福田氏は、コープさっぼろで財務面を管掌し投資判断などで手腕を発揮、コープの業績好転に役割を果たした。今回、ドリームファクトリーの社長として黒字化達成が託された模様だ。


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