DSC_6424 コープさっぽろ(本部・札幌市)は、登別市美薗町にある「しがイースト店」を20日で閉店、店舗取り壊しを経て新店舗を建設、11月末にオープンさせる。閉店後は室蘭店への買い物バスを走らせるほか現店舗取り壊し後にテントを利用した仮設店舗も設ける考え。(写真は、20日で閉店し取り壊される「コープさっぽろしがイースト店」)
 
「しがイースト店」は、コープさっぽろが子会社を通じて資本・業務提携していた志賀綜合食料品店(室蘭市)から2011年7月に引き継いだ店舗。登別市と室蘭市の境界付近に立地、近隣にあるイオン北海道の登別店、マックスバリュ北海道の登別店、サンワドー登別店内の業務スーパーなどが競合店。
店舗面積は、約1500㎡。13年3月期の同店売上高は15億9700万円。建物は2階建てでコープの他にも各社テナントが入っている。
 
 1975年に建物が完成、土地建物は、日本企業観光が所有しているが、新店舗はコープさっぽろが建設する。
 建物の解体にはおよそ2ヵ月間を要する。その間は、室蘭店への買い物バスを運行、更地になってからは新店舗が完成するまで現店舗跡地に仮設テントを利用した仮店舗を設けて組合員の利便性を確保する意向。 新店舗は、コープさっぽろの標準的な生鮮・デリカ重視のフォーマットを採用する。
 
 店舗名の「しが」は、旧志賀綜合食料品店の社長が死去する前にコープさっぽろの大見英明理事長に「しが」の名前を残してほしいと依頼したことによる。旧志賀綜合食料品店から引き継いだ3店舗のうち現在は「しがイースト店」と「しが驛前店」(室蘭市中央町4丁目)の2店舗を営業している。


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