ホクレン農業協同組合連合会(本所・札幌市)は、「ゆめぴりか」、「ななつぼし」など北海道米の食べきりミニサイズを新発売した。世帯人数の減少や単身世帯の増加で少量のコメを求めるニーズが強いため、北海道米を代表する2品種で3合、450gのミニサイズをシリーズ化した。

 
 少家族化や単身高齢世帯の増加で食品スーパーなど各社は、惣菜や生鮮品の少容量食べきりパック化を進めている。量販店ではコメの販売単位は5kgや10kgが一般的だが、少量のニーズが強くなっているうえギフトや景品市場でも少量サイズを求める声が多くなってきたため、ホクレンでは4月下旬から450g食べきりサイズをシリーズ化して販売を始めた。
  
 新鮮な北海道米が味わえるように脱酸素剤エージレスを封入、全国的な評価が高く2013年産米「お米の食味ランキング(日本穀物検定協会)」で最高評価の特Aを獲得した「ゆめぴりか」「ななつぼし」の無洗米を使用している。従来から販売している「はくちょうもち」450gと合わせ3品目が揃った。
 小売価格はオープンで、量販店や全道のホクレンパールライス商品取扱店、空港の土産物店でも販売している。


この記事は参考になりましたか?