北洋銀行(本店・札幌市中央区)と北海道銀行(同・同)は2026年10月1日、2027年度入行者の内定式を行った。北洋銀行は162人、道銀は77人が内定者で、2026年度内定者に比べて北洋銀は29人、道銀は6人、それぞれ増えた。
(写真は、北洋銀の内定者にお祝いの言葉を述べる津山博恒頭取)
(写真は、道銀の内定者に内定書を手渡す兼間祐二頭取)
北洋銀は、札幌会場、東京会場、WEB会場に分かれて内定式を行った。内定者一人ひとりの名前が読み上げられ、津山博恒頭取が、札幌会場の内定者代表1人に内定書を手渡した。その後、津山頭取は内定者に向かい、「間もなく当行は世界一の銀行になる」と話しかけた。続けて「2027年2月の雪まつりから大雪像を制作することに伴い、当行には、私を含めて100人以上の高所作業資格者が生まれる。これだけの高所作業資格者がいる銀行は世界にないだろう」と話した。
世界に冠たる雪まつりを維持発展させるため、北洋銀が大雪像を制作することにした理由などを話した上で、「北海道の課題解決には、銀行の従来業務だけでは解決できないため、正面から向き合い、第2の道庁になるくらいの気持ちで取り組んでいこうと思っている。挑戦する北洋グループにあり続けるためには、皆さんの力が欠かせない。来年4月に会うことを楽しみにしている」とお祝いの言葉を述べた。
(写真は、「学生のうちに実行したいチャレンジ」のプレゼン大会で大賞を受賞した藤原秀斗さん=北洋銀提供)
その後、「学生のうちに実行したいチャレンジ」をテーマに内定者プレゼン大会を実施、大賞に藤原秀斗さんの『北洋銀行道内全店舗完全制覇!~北海道の魅力と未来を探す~』が選ばれた。道内全ての店舗を公共機関や車で巡り、各地の魅力や産業、地域課題を現地取材、行員や地域の人たちとの交流を通じて銀行の役割を学び、『北海道ガイドブッグ』(全60頁、フルカラー)をまとめるもの。藤原さんには実行支援のために30万円が補助として支給される。
道銀は、ほくほく札幌ビル5階で内定式を行い、兼間祐二頭取が、内定者77人一人ひとりに「おめでとうございます」と声をかけながら内定書を手渡した。その後、兼間頭取は内定者に向かい、「日本の成長戦略17分野のうち、北海道は半導体AI産業、GX再生エネ産業、航空宇宙産業、食観光デジタル産業の4分野を担うことになる。道銀地域総合研究所の試算では、4分野に官民65兆円が投資され、経済波及効果は90兆円と見込まれている。北海道のGDPは21兆円だが、14年間にわたり、年間6兆円のGDPの押し上げ効果が出てくる」と話した。
続けて、「高市政権の国家戦略が順調に進めば、北海道が日本をリードする最大の拠点となりうるチャンスを迎えている。当行にはこの大きな波を道内全体に広げていく役割がある」と述べた。さらに、「皆さんは、残り半年を無駄にせず、勉強以外のことにも大いに取り組んでほしい。その経験は必ず銀行員になってからも役立つ。私は、人が会社を変えると考えている。能力があり専門知識があるかどうかではなく、北海道に思いがある人、人間力のある人が会社を変えていく。残りの学生生活でいろいろな経験をして、人間力を磨いてほしい」とエールを贈っていた。

































