P1070691 地域金融を支える協同組織金融機関の信用組合業界は、毎年9月3日を「しんくみの日」として定め、前後の1日から7日を「しんくみの日週間」として様々な地域貢献活動を行っている。今年の「しんくみの日週間」にあたり道内7信組は期間中、トートバック8000個を配布するほか献血や清掃、交通安全、しんくみピーターパンカード利用による拠出金を釧路の児童養護施設に寄付するなど地域に貢献する信用組合をアピールする。(写真は、8000個が無料配布されるトートバック)
 
 道内の信用組合は、「北央」、「札幌中央」、「ウリ」、「釧路」、「空知商工」、「十勝」、「函館商工」の7信組。今年は、しんくみの日週間を通して7信組の本支店や渉外担当者が統一粗品としてトートバック8000個を配布する。一昨年のしんくみの日週間にも配布したが、利用者から好評だったためエコの観点から再度配布することにしたもの。
 
 そのほか7組合の役職員が献血を行うほか組合員、来店客にも呼びかける。そのほかにも函館商工は店舗周辺の清掃活動、北央は職員対象の運転適性診断や交通安全ビデオの視聴を実施。空知商工は北海道盲導犬協会への寄付、北央は交通安全協会への寄付も行う。

 また、英国ピーターパンカードの日本代理を行っているオリコが発行する「しんくみピーターパンカード」の利用金額の0・3%分を信組が拠出する寄付は、道内信組の上期分として23万円が社会福祉法人釧路まりも学園に贈呈される。
「しんくみピーターパンカード」の寄付は、地元還元を目的に2002年から始まり、道内ではこれまでの10年間に22団体、合計550万円が寄付されている。
 
 信組は、地域を支える金融機関として中小零細企業には欠かせない金融機関。しんくみの日週間を通して地域貢献をアピール、認知度を高めていく。


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