北洋銀行は、北海道の生物多様性保護を支援する目的で設立した「ほっく―基金」の中から90万円を辻井達一湿地基金に寄付した。札幌市内の北海道環境財団で贈呈式が行われ、北洋銀会長の横内龍三氏から財団理事長の小林三樹氏に目録が手渡された。(写真は、22日の贈呈式。左が横内龍三北洋銀会長、左は小林三樹道環境財団理事長)

 ほっくー基金は、北洋銀のキャラクター、ほっくーに因んで2010年9月に北洋銀が設立したもので、預金者がほっくー定期預金に預け入れした総額の0・02%相当額を北洋銀が基金に拠出するもの。

 この基金をもとに「ほっくー基金選定協議会」が協議して寄付先を選定、12年度分として辻井達一湿地基金に90万円のほか、北海道大学植物園、尻別川の未来を考えるオビラメの会、猛禽類医学研究所、釧路市動物園、NPO法人サロベツエコネットワークにそれぞれ100万円、総額は590万円が寄付される。

 北洋銀では、今後も店舗ネットワークを活かして道民にほっくー定期預金を通じた北海道の生物多様性保護への参加を呼びかけ、定期預金の預入額に応じた拠出割合を北洋銀が拠出したうえで寄付を続けていく。


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