旭川信用金庫(本店・旭川市)は6月1日付で杉山信治理事長(62)が代表権のある会長に原田直彦理事本店長(54)が理事長に就任するトップ人事を行う。19日開催の理事会で決定した。杉山理事長は在任10年で昨年6月から北海道信用金庫協会会長も務めているが、同金庫は来年100周年を迎えるため理事長の若返りを図ることにした。(写真は、原田直彦新理事長)
 
 同金庫が報道機関向けにリリースした杉山理事長の談話は以下の通り。
《理事長在任10年、この間、お客様のご支援をいただき地域金融機関の務めを果たし、金庫の健全性を高めてきた。当金庫は来年100周年を迎えるため、この機会に清新な理事長と交代し、地域とともに発展する金庫として、今後ともその役割を果たしてまいりたい。私自身は引き続きも北海道信用金庫協会会長として業界発展のため、また地域発展のため、一段と努力いたしたい》
 
 新理事長に就任する原田氏は、1959年1月11日生まれの54歳。旭川東高から立教大学法学部卒。81年に同金庫に入庫、2006年に理事に就任していた。
 なお、5月1日付で理事本店長には桶利光氏が就任する。


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