北洋銀行(本店・札幌市中央区)は20日、札幌市白石区のアクセスサッポロで「ものづくりテクノフェア2017」を開催した。今年で11回目となるフェアには、道内の産官学金の各界や本州のモノづくり先進地である愛知県や三重県、静岡県、東京都大田区などの企業から技術や製品、支援制度などが出展・紹介された。出展者数は220社・団体で、会場内では技術者同士の交流や商談が活発に行われた。IMG_6201 (2)(写真は、主催者挨拶をする北洋銀行・石井純二頭取)

「ものづくりテクノフェア」は、製造業の比率が都府県より低い北海道のハンディを克服しようと北洋銀行が2007年から始めた技術交流、情報発信の場。道内だけでなく本州企業の出展も増えて規模は年々拡大。昨年は約4800人が来場、商談件数も約1040件で、東京以北最大級のものづくり商談会になっている。
 
 開会式で挨拶に立った石井純二頭取は、「8月20日に北洋銀行は100周年を迎える。今回のものづくりテクノフェアは100周年に相応しい内容にした」と述べ、AI、ロボット、IoTといった先進技術に取り組む企業・団体の紹介と情報発信に力点を置いたことを強調した。
 また昨年10月、札幌でプレ開催された映像、音楽、ITの組み合わせによる交流イベント『NO MAPS』とも連携、北海道から新たな先端テクノロジーを組み込んだ新産業の創出を応援するコンセプトも今回のフェアに盛り込んだ。そうしたことによって今年10月に本開催される『NO MAPS』の機運を高めていくことも紹介した。

IMG_6209IMG_6217(写真は、来賓挨拶する児嶋秀平・北海道産業局長=上と秋元克広・札幌市長)

 来賓として挨拶した児嶋秀平・北海道経済産業局長は「食とITとものづくりのコネクションを強めて一次産業の競争力強化を期待したい」と話した。また、浦本元人・北海道公営企業管理者はフェアが北海道の産業競争力強化に大きな役割を果たしていることに言及、秋元克広・札幌市長は「市が力を入れてきた情報産業とものづくり産業が結び付く時代が来た」とフェアの成果に期待感を示した。
 北洋銀は今回のフェアで5000人の来場を見込み商談件数も1300件以上を見込んでいる。
IMG_6235(写真は、赤間板金工業が作っている良質な音を再現する小型スピーカー)


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