北洋銀行(本店・札幌市中央区)は22日、芦別市役所で崕山(きりぎしやま)自然保護協議会に平成26年度「ほっくー基金」の贈呈式を行った。同基金の横内龍三代表(北洋銀会長)から斉藤雅樹同協議会会長に100万円の目録が手渡された。今後7月末までに他の道内6団体に各100万円ずつ、合計600万円が同基金から贈呈される。IMG_5243(写真左は崕山自然保護協議斉藤雅樹会長、右は横内龍三北洋銀行会長)

 ほっくー基金は、道内で生物多様性の保全に取り組む団体に活動助成金を贈呈する基金で平成22年に設立された。預金者が預け入れた北洋銀のほっくー定期預金の年度末残高の0・01%相当額を北洋銀が拠出、また満期案内を発行しないことによる郵送料相当額を原資としており預金者は金銭負担なく間接的に生物多様性保全に貢献できる。
 
 贈呈先は道や北海道環境財団、日本動物園水族館協会などがメンバーになっている選定協議会で選考するが、平成26年度は崕山自然保護協議会や札幌ワイルドサーモンプロジェクトなど7団体に決定していた。
 
 この日は、最初の贈呈式として崕山自然保護協議会への目録贈呈が芦別市役所で行われ、横内代表が「日ごろの活動に役立てていただきたい」と述べると、斉藤会長は「崕山の自然を今後も守っていくために浄財として活用させていただきたい」と応えていた。今野宏市長や市役所幹部も同席した。
 
 崕山は市の南東にある標高1066mの山で石灰石でできているため珍しい植物が生息していることで知られる。ホテイアツモリソウなど絶滅が危惧される植物も多く、1999年から入山規制が行われ崕山自然保護協会が植物群の保護回復活動を実施している。ほっくー基金から助成された100万円は、保全活動に必要な機材購入や勉強会の開催に充てられる。
 他の平成26年度贈呈先は次の通り。(各100万円)
▽札幌ワイルドサーモンプロジェクト▽北海道自然史研究会▽北海道生物多様性保全活動連携支援センター▽第5回国際野生動物管理学術会議(シンポジウム開催費用)▽NPO法人エトピリカ基金▽釧路市動物園
 平成22年の基金設立以来の贈呈先は26団体になり総額は2940万円になった。
IMG_5247(写真右から4人目が今野宏芦別市長)


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