140904_094130140904_094757 北洋銀行と帯広信用金庫が主催する「インフォメーションバザール in Tokyo 2014」が4日、東京都豊島区の池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル4階の展示ホールAで始まった。31年目を迎えた同バザールは東京開催10年目で帯広信金も主催者として名を連ねた。首都圏最大の道産食品商談会に成長しており、今年は道内外から162社・団体が出展、首都圏や海外のバイヤーなど約4000人が招待されきょう5日まで開催される。(写真は開会式で挨拶する北洋銀石井純二頭取=左と高橋はるみ道知事)
 
 今回のバザールの特長は、広域連携の取り組みを強化したり業務用食材のビジネスマッチングなどを加えた点。広域連携では、静岡県とタイアップ、「静岡県フーズ・サイエンス」コーナーを設置して11社が参加したほか、昨年に続き青森銀行、道との連携で「青函コーナー」を展開、またパッケージメーカーが初出展し売れる商品づくりに必要な包装技術や情報発信について支援する体制を整えた。
 
 また、シンガポールや香港、タイ、北米、台湾から10社のバイヤーを招聘してマッチングを実施。タイからは3社のバイヤーを招聘、北洋銀が今年1月に開設したバンコク事務所との連携で継続的な商流づくりをアシストする。さらに、道内観光関係団体12団体と首都圏旅行代理店17社による観光ビジネスマッチングで旅行商品の開発を後押しする。
 
 昨年に引き続き「鹿児島アグリ&フード金融協議会」(鹿児島銀行や南日本銀行のほか鹿児島相互信用金庫、奄美信用組合など7金融機関で構成)の主催による「南の逸品商談会」も同時開催している。バザールは5日午後4時まで行われている。


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