「ペンギンベーカリー」を運営するペンギン(本社・札幌市清田区)は、工藤羊肉店(同・同)を2026年9月1日に子会社化した。この提携によって、「ジンギスカン」「ラムしゃぶ」という北海道の食文化を全国に広げるとともに、ペンギンの食企業としての一層の成長を目指す。
(写真は、ペンギンの本社)
今回の提携は、両社が共有する「北海道発であること」と「食を通じて顧客に新たな価値を届けること」というビジョンに基づいている。ペンギンが工藤羊肉店の発行済株式の80%を取得し、グループ会社に加える形となる。工藤羊肉店の代表取締役は、工藤正広氏が引き続き務める。
ペンギンベーカリーは、2016年に恵庭市で誕生し、北海道産小麦にこだわった焼きたてパンを手頃な価格で提供している。2021年からフランチャイズ展開を開始し、全国に69店舗を展開するなど、北海道発のベーカリーブランドとして成長を続けている。一方、工藤羊肉店は札幌・ススキノを中心に展開する極薄ラムしゃぶ専門店。同店は0.2mmスライスという特徴的な手法で、ラム肉の新たな魅力を提案しつつ、代表取締役の工藤氏が約10年にわたり、ブランドを育成してきた。
道産小麦の焼きたてパンとラムしゃぶという異なるジャンルの企業が連携することで、ペンギンベーカリーの全国展開ノウハウを活用した工藤羊肉店の販路拡大や、互いの強みを生かした新たな商品開発が期待される。この協業によって、北海道の豊かな食材と食文化をさらに発展させ、全国へ発信するきっかけにする意向。

































