SATO社会保険労務士法人は、24日に東京で中国の労働市場についてのセミナーを開催する。講演するのは、中国の労働契約法や労働争議調停仲裁法などに詳しい中国社会保障省労働科学研究所労働争議研究室長の李天国氏。シーエーシーとクレオマーケティングとの共催。
 
 セミナーは、中国での事業展開を考える日本の企業に対して、中国における労働市場の変化とそれを取り巻く労働に関する法律や政策の改正など最新の情報を提供するのが目的。日系進出企業が直面する問題点とその対応策、また中国の労働法治の過去、現在、将来についても事例を交えて紹介する。
 
 講師の李天国氏は、1998年中央大学社会学科研究科で社会学博士学位を取得。2002年4月に中国に帰国し中国労働社会保障省の労働科学研究所に就職。労使関係研究室長や労働争議研究室長、中国国家労使関係調整委員会労使政三者会議労働関係法律政策研究会諮問専門家等に就任。その後、10年4月から12年3月までは日本に戻って法政大客員教授を務め、12年4月に中国に帰国して現職。
 
 セミナーは、24日午後3時から午後5時までで、東京都千代田区丸の内のパシフィックセンチュリープレイス丸の内30階のGCAサヴィアングループのセミナールームで開催。受講料は無料で定員は100人。参加申し込みはhttp://www.zeen.jp/seminar/へ。


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