焼きたてパンの「ボストンベイク」を運営するボストン(本社・札幌市北区、津田彰彦代表取締役)は、25日に18店舗目となる「南1条西10丁目店」(札幌市中央区)をオープンする。約2年ぶりの出店で、今後も適した物件があれば出店を継続していくという。「南1条西10丁目店」では、月商1200万円を見込んでいる。(写真は、6月25日に開店する「南1条西10丁目店」)

 

  ボストンベイクは、北欧パンを斉藤武吉氏とともに設立した津田彰彦氏(60)が、スピンアウトして29年前に焼きたてパン事業を開始した。パン生地をおいしく焼き上げる技術に定評があり、低価格も手伝って札幌市内や江別市内に17店舗を構える焼きたてパンチェーンに成長。

 

  ここ2年間は新規出店がなかったが、今回南1条西10丁目の角にあるビル1階に居抜き出店することになった。以前は、カレー専門店チェーンのリトルスプーンが店舗を構えていた場所に当たる。

 

  営業時間は午前8時から午後8時で、店舗内ではパンを焼かず、周辺の8工場から焼きたてパンを直送する。

 

  これまで郊外店のオープン時には、周辺にチラシを配付してオープンを告知したが、今回はオフィス街に立地するためチラシを配付せず特別のイベントも行わずに開店する。

 

  新店舗では月商1200万円を計画しているが、「反応が良ければ1500~1600万円まで上振れする」(津田氏)という。
ボストンの年間売上高は約16億5000万円(2011年12月期)。
 

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