JRや札幌地下鉄の新札幌駅に近い約3000坪の空地が大和ハウス工業に売却され、近くマンション建設が始まる。この土地は昨年夏ころまでホームセンターのトステムビバが営業していた場所で売却先が注目されていた。一時は、スーパーの進出話も浮上したが、結局マンション用地として売却され、札幌の副都心に近接した利便性の高いマンションとして売り出される。(写真は3000坪の開発事業計画を示す看板)
 
 この土地は、厚別区1条7丁目の片側2車線の原始林通沿い。昨年の夏ころまではホームセンターのトステムビバが土地所有者から土地を賃借して営業していたが、賃借期間の満了による閉鎖とともに建物の取り壊しが進み、昨年の11月ころには原状復帰されて、約3000坪の広大な更地が札幌副都心に程近い場所に出現していた。

 所有者は高齢のため土地売却の方向で売り先を探していたが、3000坪の一括売却のため買主はなかなか現れなかった。当初は、食品スーパーの「ラルズ」が土地を購入して店舗を構える噂も出たが実現しなかった。

 坪単価は40万円をやや超える程度とされ3000坪を丸々買うとなれば12億円。この価格では、商業施設の採算を取るのは難しいため、結局マンション用地として大和ハウス工業が取得した。

 ただ、角地の一部区画を所有者が戸建て住宅を建設するため大和ハウスが取得したのは2000坪強と見られる。仮に坪40万円とすると取得価格8億円になる。

 開発事業計画によると、マンションは2棟で工事の着手は9月中旬。

 立地場所は、JRと札幌地下鉄の新札幌駅や副都心の商業施設やホテルが集積するゾーンまで徒歩で3~5分。

 大和ハウスは今年4月には札幌市中央区北2条西12丁目の市所有地約900坪を7億1500万円で取得(坪単価は約80万円)しており、都心と郊外でマンション攻勢を掛けると見られる。


1人の方が「この記事が参考になった」と言っています。