札幌市白石区中央2条3丁目の藤光鋼材白石倉庫の建屋が解体され、一面に更地が広がっている。国道12号線と米里行啓通が交差する北西角にあたる場所で、周囲には企業の倉庫や民家が混在している。広い敷地だけにどう有効活用されるのか、注目されている。IMG_0328IMG_3216(写真は、藤光鋼材白石倉庫=上と倉庫跡地)

 藤光鋼材は、1943年に創立、50年に会社組織として設立された地場の鋼材加工販売業者。白石倉庫は65年に稼働、半ドーム型の青い屋根で80mほどの長さがある白い建物からは、工場の活気が醸し出されていた。屋根の上には藤光鋼材の看板が立てられ、道行く人たちの眼にもその名は刻まれた。

 半世紀にわたって地域と同じ時間を過ごしてきた白石倉庫だったが、今年から解体作業に入り、4月末には更地の状態になった。廃材などもほぼ撤去され、主を失った土地は寂しげに佇んでいるように見える。敷地は、優に約2000坪近い。隅にある3階建て本社事務所は広い敷地をいかにも持て余しているようだ。

 藤光鋼材は、2015年に北広島市共栄に北広島倉庫を稼働させており、新たに倉庫を建設するニーズは薄い。何に利用されるのだろう――道行く人たちの関心は高まるばかり。答えが出るのにそう時間はかからないだろう。


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