北海道の高橋はるみ知事は、空の大航海時代という言葉を引用して民営化の思いを伝えた。

《私たちが目指す道内7空港の一括民間委託は、民間ノウハウを活用した空港経営の効率化のみに着目した取り組みではない。空港の一体的な運営と航空ネットワークの活用による人流、物流への相乗効果によって新たな本道の活性化の道を切り拓いていくという取り組み。そのためにも国内客はもとよりより多くの外国のお客に来道してもらえるよう、また海外に向けたモノの流れを太くできるよう道内7空港の一括民間委託を通じて、以下の3つの改革を実現したいと考えている》

《1つ目は本道の観光文化などの情報発信力を高めて利用者が望むことに何でも対応できる多機能化、高度化した空港を作っていくこと。2つ目は国内外からの来訪客、道民も鉄道とバスと同じように気楽に利用し、道内外を高速移動できる航空ネットワークを作り上げて充実・強化していくこと。3番目は本道や東北地方の質の高い産品を集めて海外への輸出を増やす物流機能の拡大を図っていくこと》

《地域のことを理解し、私たちとしっかり信頼関係を構築し地域と一緒になって汗をかいていただける運営権者の方々と共に、以上述べた新たな役割と機能を持つ空港と航空ネットワークを作り上げていくことを目指したい。それを通じて北海道の新たな空の大航海時代を築き上げていきたいと考えている》

《今後、民間事業者の一括民間委託の参加の是非や事業提案の内容についての検討が加速されることと思う。運営権者にはコンセッションを通じ本道の観光戦略や物流戦略の一翼を担っていただき、地元の関係者と一体的に取り組んでいただきたいと考える》

《本日のフォーラムを通じて北海道の思いへの理解を深めていただき、可能性が無限大に広がっている北海道の更なる発展に資する提案をより多くの方々からいただけると期待している》

 次回からフォーラムの講演内容やパネルディスカッションについてお伝えする。



2人の方が「この記事が参考になった」と言っています。