昭和の香り漂うオフィスビルが解体工事に入っている。札幌市中央区南4西1の「第一札樽ビル」がそれ。中心部に近くて利便性も良いものの存在感の薄かった同ビル。さて、取り壊された後、何に生まれ変わるのか。IMG_6601(写真は、解体工事に入っている第一札樽ビル。右は苫小牧信用金庫札幌支店)

「第一札樽ビル」は、国道36号線がすすきの地区に入る手前で創成川通と交わる南4西1交差点の南西にある。詳細は不明だが、1950年代に建てられたような高度成長期の面影を残すビルだった。地下1階、地上7階で2階までが駐車場として利用されていた。

 所有しているのは札樽自動車運輸(本社・札幌市中央区)。解体工事は春ころから進められており来年2月まで続く。解体工事は東急建設札幌支店(中央区)が行っている。
 第一札樽ビルのような昭和の雰囲気が漂うビルは、市内でも数少なくなっている。いずれ本サイトで市内に残る昭和のビルシリーズをお届けしたい。


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