2017年の1月がまもなく終わるが、今年、創業100周年を迎える北海道内の企業は44社ある。帝国データバンク札幌支店が調べたもので、主な企業には、北洋銀行(本店・札幌市中央区)や室蘭信用金庫(同・室蘭市)、モロオなど。業種別には小売業が18社で40%強を占めている。IMG_5419 (2)(写真は、室蘭信金本部がある室蘭市の東町支店)

今年100周年を迎える企業は、1917年(大正6年)の創業。この年はロシア革命が起こり、日本でも社会主義運動や女性解放運動など大正デモクラシーと呼ばれる社会運動が活発だった。北海道の人口は約209万人で生産額は約3億2400万円。

北洋銀行は、この年の8月に北海道無尽として小樽で創業したのが最初。室蘭信用金庫は当時町制だった室蘭で保証責任室蘭信用組合として設立された。
医薬品卸のモロオ(同・札幌市中央区)は、4月に旭川で丸一師尾薬房としてスタート、酪農業の町村農場(同・江別市)の創業月ははっきりしないが、この年に札幌農学校を卒業して米国に亘って学んだ町村敬貴氏が、石狩川樽川地区で酪農業を始めている。釧路市に本社を置く藤田印刷は、同年11月に創業。水産都市という地の利を活かした缶詰のラベル印刷から始まった。

そのほか帝国データバンク札幌支店が把握している100周年企業は全44社。業種別には小売業が18社を占め、製造業と卸売業が各7社、建設業とサービス業が各3社、農林水産業、金融業は各2社、運輸・通信業は1社という内訳。ちなみに不動産業の100年企業はゼロだという。
※2017年1月31日記事一部訂正。