北海道は20日、2016年度の地価調査を発表した。全国の都道府県が毎年7月1日時点の調査地点(基準地)の標準価格を判定して公表するもので、1975年以来、毎年実施している。国土交通省が毎年1月1日時点で調査する地価公示と合わせて公的土地評価の規準として、また一般的な土地取引の指標として活用されている。

 そこで、本サイトは、道内の住宅地、商業地の地価上位ベスト5の現場を歩いてみた。今回は、住宅地編。
①札幌市中央区宮ヶ丘2-1-20 価格は㎡20万9000円 前年比8・9%増
 北海道神宮に近い閑静な住宅地。地下鉄東西線西28丁目駅の徒歩圏内で周囲は戸建ての住宅が広がっている。基準地は写真左手のあたり。
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②札幌市中央区北4西26-3ー5 価格は㎡20万5000円 前年比8・5%増
 環状通を一本東に入った通りで交通量は少ない。こちらも地下鉄東西線西28丁目駅から徒歩圏内。戸建てとマンションが混在する地域。基準地は写真右手あたり。
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③札幌市中央区宮の森3-5-1-31 価格は㎡16万円 前年比8・1%増
 こちらも地下鉄東西線西28丁目駅の徒歩圏内。幹線道路から外れた通りだが、意外に交通量がある。周囲はびっしりと戸建て住宅や低層マンションが建っている。基準地は写真中央の3階建てマンションあたり。
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④札幌市西区二十四軒4-5-7-29 価格は㎡12万8000円 前年比6・7%増
 地下鉄東西線琴似駅の徒歩圏にあり、幹線道路から外れた住宅街の道路沿い。周囲は戸建て住宅が立ち並び交通量は少ない。基準地は写真左手あたり。
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⑤札幌市中央区南18西8-1-43 価格は㎡12万7000円 新規基準値地
 今回新たに基準地に選ばれた。札幌南高に近く札幌市電静修学園前の徒歩圏内。中央区の一般的な住宅街といった雰囲気のある住宅街の一角。写真左手あたり。
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