オカモトホールディングス(本社・帯広市)のグループ会社、オカモトエナジーマーケティングカンパニー(同・同)は、9月1日から家庭向け・法人向けの新電力事業「オカでん(オカモトのでんき)」をスタートさせた。同社は、家庭・法人向けにLPガス、灯油の配送サービスを行ってきたが、新電力に参入、「電気・LPガス・灯油」をラインナップして顧客の利便性を高めることにした。オカモト本社(4C)(写真は、帯広市のオカモト本社)

 オカでんは、新電力大手と電力を融通し合うバランシンググループを組んだほか、JPEX(日本卸電力取引所)からの調達、自社の3メガ太陽光発電施設などから電力を調達する。
 料金プランはA(電気・灯油・LPガス)、B(電気・LPガス)、C(電気・灯油)、D(電気)の4つ。北海道電力の50アンペア契約で400キロワット時/月を使用している場合、Aは年間1万5800円(8・5%)、Bは年間1万3800円(7・4%)、Cは年間1万2400円(6・7%)、Dは年間8600円(4・6%)それぞれ割安になる(カッコ内は割安率)。
 
 申し込みをすると、スマートメーターを設置するが原則費用は発生しない。支払は、オカモトエンジョイカードを利用するとLPガスは使用料金20%引き、灯油も最安値価格で提供する。
 
 オカモトエナジーマーケティングカンパニーは、地元十勝を中心に、家庭向け約2000件、法人向け約100件の契約を見込んでいる。オカでんのホームページは、https://okamotonodenki.com/flow


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