パチンコ太陽グループの旅行会社「わくわくホリデー」が札幌地下街オーロラタウンに同社3番目の店舗をオープンさせたのを記念して21日、ホテルオークラ札幌で記念パーティーを開催した。観光関係や行政、旅行関係などから約150人が出席、太陽グループの東原俊郎代表は、「北海道には誇れるものがたくさんある。様々に味付けして北海道を道内外に発信していきたい」と決意を語った。(写真は挨拶をする太陽グループの東原俊郎代表と手土産に用意された古平町名産の『吉野のたらこ』)
 
 わくわくホリデーは、一昨年に破綻した道内旅行会社をベースに、太陽グループが北海道の観光振興にひと役買おうと生まれ変わらせた旅行代理店。本店を札幌市中央区南1条西4丁目に置き、7月には新札幌のサンピアザ内に2番目の店舗を設置、さらに今回3番目の店舗を札幌地下街オーロラタウン小鳥の広場前にオープンさせた。
 
 来賓として出席した札幌観光協会の星野尚夫会長(札幌振興公社社長)は、「東日本大震災以降、観光客が減少する中で道内外に旅行プランを発信するわくわくホリデーが3店舗目を設置した積極的な姿勢に期待したい。札観協と連携して観光振興に力を入れて行きたい」と挨拶。
 
 また、道内で行われたエジプト展をきっかけに東原代表と親交が深まったエジプト考古学者の吉村作治氏も駆けつけ、「東原代表には男の義理と恩を感じる。グループの飛躍的な発展の第一歩になることをお祈りしている」と語った。
 
 東原代表は、「北海道には少し味付けすれば観光客を呼び込める素材がたくさんある。私は、試される大地という言葉は嫌いで『誇れる大地北海道』を積極的にアピールしていきたい。誇れるものがいっぱいある北海道を道内外に発信していくとともに、近いうちにエジプト文明を探る旅のような海外旅行も企画したい」と抱負を述べていた。
 
 パーティー参加者への手土産には、古平町名産『吉野の塩たらこ』が用意され、地場の名産をさりげなくアピール、誇れる北海道の一端を印象付けた。


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