小樽市内で9年ぶりとなる客室数100室オーバーのホテルが開業した。オリックス(ORIX)CEOを務めた宮内義彦氏の子息、誠氏が創業したビーロット(本社・東京都港区)が昨年から建設していたもので名称は「ホテル・トリフィート小樽運河」。ABアコモ(同・東京都千代田区)が運営する。IMG_3538(写真は、「ホテル・トリフィート小樽運河」)

 立地場所は、小樽市色内1丁目5―7でニトリが昨年から順次オープンさせた小樽芸術村に隣接している。地上8階建て、128室で、客室は「倉庫」、「軟石」、「禅」、「秘密基地」の4テーマでデザインされており、こだわりの客室でワンランク上のやすらぎが得られる。大浴場には、日本で3人しかいないとされる銭湯絵師、田中みずき氏による「小樽運河」と「羊蹄山」が描かれている。オープンは4月20日。
 

 ビーロットは、2008年10月に不動産投資開発事業や不動産コンサルティング事業会社として設立され、14年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場、18年2月東証1部に市場変更している。17年12月期の決算は、売上高116億9000万円、経常利益20億2600万円、純利益12億7400万円。


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