新富良野プリンスホテル(富良野市中御料)は、今年12月に30周年になるのを記念してホテル敷地内に脚本家・倉本聰氏が監修するレストラン「ル・ゴロワ フラノ」を5月28日に開業する。倉本氏の世界観でもある“創”の思想に基づいて創設するレストランで、食材の生産者、調理者、消費者が繋がる場として面白さや愉しさを感じてもらう。IMG_3371
IMG_3366(写真上は、建設中の店舗の正面。写真下は薪釜の煙突が見える店舗の裏側)

「ル・ゴロワ フラノ」は、倉本氏が店舗デザイン、メニューの監修、ロゴデザインを行う。店舗デザインは、倉本氏の考えを竹端建築設計室が手掛け、周囲の豊かな自然に溶け込むように柔らかな曲線を用いた建物にする。店内は木の温もりが感じられる内装になっている。同設計室は、これまでにも新富良野プリンスホテル内で倉本氏が監修した「珈琲 森の時計」や「Soh’s BAR」のデザインも手掛けている。

 料理は、北海道の食のサポーターであり東京・表参道で北海道食材にこだわったレストランとして知られる「ル・ゴロワ」のシェフ大塚健一氏が担当する。大塚氏は自ら生産者の元で選んだ北海道の食材を、イタリア料理の柔軟な調理法を用いて妥協のないメニューを提供する。

 新たな試みとして倉本氏の提案により、厨房内に薪釜を設置し、熾火(おきび)を使った新調理法を取り入れる。肉料理は熾火の香りをまとわせてシンプルにじっくり時間をかけて焼き上げることで素材本来の旨味を引き出す。自家製パンは、薪釜内で保温して食感を損なうことなく香り豊かに提供する。

 店舗は平屋建てで、面積は約43坪(142㎡)、客席は35席。メニューは、ランチセット1860円~3600円(税込)、ディナーコースは7800円~1万円(同)。



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