石狩市厚田区厚田の国道231号線沿いに北海道で120番目となる道の駅「あいろーど厚田」が27日オープンした。初日は札幌方面から大勢の来場客があり、片側1車線の国道には入場する車で1㎞近い列を作った。シーズン中は、厚田漁港の朝市とセットで楽しめそうだ。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。

IMG_2995(写真は、27日に開業した道の駅石狩「あいろーど厚田」)
IMG_3000(入口近くのテント屋台では、地元産のタコも販売されている)

「あいろーど厚田」は、鉄筋コンクリート造の3階建てで延床面積は約403坪(1333㎡)。総事業費は約14億円。1階の地場産品販売ショップでは、望来豚100%のハンバーグや厚田の「豚まん」「あんまん」「フランクフルト」、石狩産小麦を使った「石狩春恋ラーメン」のほか、地元菓子店、宮崎商店の「厚田のしゃこもなか」、「はたはたもなか」など石狩・厚田の特産品や名産品が豊富に揃えられている。
 あさつきや行者ニンニク、山わさびなどの採れたてのご当地野菜も販売。1階にはこのほかニシンそばなどを提供する「一純」が入っている。
 
 2階には、望来豚を使ったピザなどを販売する「ベーカリー&ピザHOME」、ニシンと数の子の親子押し寿司など「海鮮工房二三一」、ジェラートの「LocoLico厚田店」の飲食テナントが入り、イートインスペースからは日本海が一望できる。自然・歴史展示コーナーには、石狩市全域の地形ジオラマ、「北前船とニシン漁」をテーマにした展示もある。
IMG_3013(写真は、1階の地場産品ショップ)
IMG_3031(写真は、広々とした2階のイートインスペース)
IMG_3045(写真は、3階の展望デッキ)

 郷土資料室には、旧厚田村出身の時代小説家、子母澤寛の自筆原稿や出版物が展示され、子母澤と異父弟になる画家三岸好太郎も紹介されている。また、厚田村で育った創価学会第2代会長の戸田城聖の縁の品々も展示されている。3階は、日本海を望める展望フロアとデッキになっている。

 入口近くの屋台テントでは、5月6日まで石狩産の浜茹でタコや石狩産コマイの一夜干し、石狩の塩を使用した鮭しょうゆだれの炭火焼きやきとりなどが販売される。駐車場の収容台数は約200台で27日は終日ほぼ満杯状態。初日だけで約6500人が訪れた。「あいろーど厚田」の近くには厚田漁港があり、4月から始まっている朝市とともに厚田の魅力をダブルで堪能できそうだ。
 
「あいろーど厚田」を運営する「あい風」の吉田和彦代表取締役(60)は、「地方創生の拠点として今日がスタート地点。皆さまの意見を伺いながら常に魅力を磨いて発信していきたい。訪れるたびに進化している道の駅を目指していきたい」と話している。吉田氏は、兵庫県宝塚市出身で全日空を経てエアドゥ専務を退職後、八雲町の観光施設立ち上げに関わった。2016年からは道の駅開設に向けて石狩市の地域振興アドバイザーを務めた。なお、吉田さんは2年前から厚田に在住している地元民でもある。