札幌に秋の訪れを告げる食の祭典「さっぽろオータムフェスト2017」が8日から始まった。好天に誘われて主会場の大通公園には大勢の市民や観光客が訪れて秋の味覚を堪能した。30日まで23日間、午前10時から午後8時半まで開催される。IMG_7688IMG_7684(好天に恵まれ初日から多くの市民や観光客が訪れた=写真)

 フェストは札幌市や札幌観光協会などで組織する実行委員会の主催。2008年に始まり、今年が10回目の節目。初回の72万人から来場者は年々増え、10年と12年は前年を下回ったものの、その後は開催日を増やしたこともあって一貫して右肩上がり。昨年は大通会場だけでも237万人と過去最高を記録した。

 道内各地の旬の食材やワイン、ビール、日本酒、グルメが勢揃い。毎年のフェストで各地の食材やグルメは磨き上げられおり年々美味しさはアップしている。今年は10周年企画として各会場で記念メニューを提供している。

 来場者もさることながら出店者も全道各地から札幌に集まってくる効果も大きい。出店者同士の交流も深まり、北海道一丸となって食を盛り上げる基盤としてフェストが果たしている役割も大きいようだ。

 会場は大通公園1丁目、4~8丁目、10~11丁目、創成川公園狸二条広場で今回は特別会場として札幌北3条ひろば「アカプラ」も加わる。アカプラでは15日~24日午前11時から午後7時まで「オータムスイーツガーデン」が開かれ、さっぽろスイーツや道産食材のコロッケバーガーなどが提供される。


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