一般社団法人北海道ファシリティマネジメント協会(略称・HFMA)は、12日・13日の2日間、札幌市北区の北海道大学工学部で道内を対象に2018年度認定ファシリティマネジャー(FMマネジャー)資格試験に向けた実力養成講座を開催した。20180512_130705(写真は、松成和夫講師の講座を受ける受験生)

 認定FMマネジャー資格試験は、公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会(略称・JFMA)、一般社団法人ニューオフィス推進協会、公益社団法人ロングライフビル推進協会の3団体が協力して1997年度から毎年実施している民間資格試験。

 認定FMマネジャーとは、企業・団体など組織体の全施設及び環境(ファシリティ)を経営的視点から総合的に企画、管理、活用する経営管理活動(ファシリティマネジメント)に関わる専門家のこと。

 認定FMマネジャーは、ファシリティの快適性や生産性、品質性能の確保、投資やファシリティコストの最適化といった課題を明確にして経営計画の策定やその計画の実行管理をする役割などが期待されている。行政や企業、民間団体など2018年現在で全国に約6300人が在籍している。

 12・13両日に行われた道内の受験生を対象にした実力養成講座には41人が参加した。講師は、松岡利昌・MRI松岡総合研究所代表取締役、松成和夫・プロコードコンサル代表、似内志朗・日本郵政不動産開発事業本部プロジェクト推進部長の3人。
「経営環境とFM」などのカリキュラムを受け持った松成講師は、「人口減少下でFMに求められるものは何か。施設のニーズが減るが働く人の多様化や働き方改革でオフィス環境は多様化する。ファシリティコストの削減はそういう中で無駄なことをやめるだけでは解決しない」などと話した。
 本試験は、7月8日に行われ、道内では札幌市中央区の札幌商工会議所会議室が試験会場になる。